奥森吉は赤水渓谷ウサギ滝へ!夏の森吉山で涼しい沢歩きを楽しむ【2016森吉山の赤水渓谷へ04】

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山へ行く朝の準備、昼食のお弁当はあらかじめ予約を!

準備、といっても本格登山で重装備ではないので、日焼け止めを塗って荷物をまとめるくらいです。チェックアウトをして頼んでいたお弁当を受け取りました。山登りの昼食として森よ一山荘にあらかじめ頼んでおけば、おにぎりか比内地鶏のお弁当を用意してくれます。山に行くため朝早い人の朝食も頼めばこれになるみたいです。森吉山荘に泊まってそのまま山に入る場合、食べ物を買う場所はここしかないので要注意です。
フロント前の売店には市販のアイス、マルメロジャムやりんごジュースなどお土産もあります。森吉山荘で使われている割りばし(5本入り100円)を記念に買いました。笑

まずは『森吉山野生鳥獣センター』に向けて出発!まずは車でくねくねと山道を行く

売店を見ながらガイドさんを待ち、合流して登山道の入り口である『森吉山野生鳥獣センター』へ。くねくねした狭めの山道に入りますが、今回は泊まりなので朝もそれほど早くなく、酔い止めを飲み運転したのでばっちりです!また焼山が見える『奥森吉青少年野外活動基地』の石碑のところで写真を撮りました。天気が良くよくとても気持ちのいい日です。

  • 写真中央に見える山のくぼんで白っぽくなっているのが玉川温泉、北投石で有名な焼山写真中央に見える山のくぼんで白っぽくなっているのが玉川温泉、北投石で有名な焼山。
  • 焼山が見える分かれ道。写真左の方が『森吉山野生鳥獣センター』、右が『奥森吉青少年野外活動基地』。焼山が見える分かれ道。写真左の方が『森吉山野生鳥獣センター』、右が『奥森吉青少年野外活動基地』。

ここからさらにくねくねと進み、森吉山荘から車で約40分ほどえ登山道の入り口『森吉山野生鳥獣センター』に到着です。駐車場には車が何台かとまっていました。

  • 『森吉山野生鳥獣センター』の正面。ウェイターシルエットの人が持ってるお盆上に書いているのは今月の企画展。「森の絵画展」「東北アクティブレンジャー写真展」『森吉山野生鳥獣センター』の正面。ウェイターシルエットの人が持ってるお盆上に書いているのは今月の企画展。「森の絵画展」「東北アクティブレンジャー写真展」
  • 『森吉山野生鳥獣センター』の正面にある休憩スペース、木のイスとテーブルがある『森吉山野生鳥獣センター』の正面にある休憩スペース。帰りはここで今日一日の歩きを思い出し一休みして帰った。

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目指すは『ウサギ滝』!『赤水渓谷』を行く

『森吉山野生鳥獣センター』から桃洞・赤水分岐点まではなだらかなブナ林を歩きます。ほぼ木陰になるので帽子はかぶらずに、のんびりと1時間ほど歩きました。この辺りは前回行った桃洞の滝に行ったときと同じ道です。
大人の男性の足だと30~40分くらいで桃洞・赤水分岐点まで行くみたいです。私は体力に自信がなく、写真を撮るのにけっこう立ち止まっていたのでゆっくり目でした。

  • 山木々の中にある旧ヤチダモ遺伝子保存林の看板旧ヤチダモ遺伝子保存林の看板。ところどころ説明の看板がある。
  • 木々で空が覆われているため、心地の良い日陰の道になっている様子この写真のようにほとんど木々で空が覆われているため、心地の良い日陰の道が続く。

桃洞・赤水分岐点には木のベンチがあります。ここで今回も一休み。もうすぐ水の中を歩けるなと思い、わくわくしながら休憩しました。そして湧き水ポイントのある桃洞・赤水分岐の川を渡ります。少し濡れますが、そこから赤水渓谷の水に入るまではもう少し山道を歩くので靴はまだ履き替えませんでした。ちなみに、川を渡らず右に曲がって行くのが桃洞の滝への道になります。
川を渡り、また20分ほど山道を歩くのですが、川沿いで斜面になっているので気を付けましょう。そしてついに赤水渓谷の川の中へ!★太平湖・小又峡へ流れる野呂川源流部のひとつです。

  • 桃洞の滝と赤水渓谷との分岐点にあるベンチ桃洞の滝と赤水渓谷との分岐点にあるベンチ。休憩するのにちょうどいい場所。
  • 川が横に流れる細いの山道の様子分岐点を過ぎてもうしばらく川の横の山道を歩く。

赤水渓谷、沢歩き

  • 木々の隙間から川が見えるここから赤水渓谷の川歩きの始まり。
  • 川の中央に砂の陸地がある様子トレッキングシューズは盗まれないと思うのでそこら辺に置いて身軽にして歩く。
  • 川の中央の砂の陸地に団体さんの荷物が置いてある様子途中、年配の団体さんの荷物が置いてありました。重い荷物を置いて身軽にし、ちょっとした難所を超えて少し奥を見学に行っていたよう。

ここで靴を履き替えて川に入ります。沢歩きの始まりです。暑い夏の時期はとても気持ちが良い!足が冷やされるので上半身も暑く感じず、プールに入ったような寒さもありません。ブナ林は木陰で涼しく、川はもっと心地の良い涼しさになり本当に最高の時期に来た!という感じです。天国の散歩道といわれ、秋の紅葉もぜひ見に来たいと思わされる風景ですが、山だし水も冷たくなってきっと寒いのだろうな…と思うとためらってしまいますね。でもいつか行ってみたいものです。

  • 川の中に二人の人が立っていて、小さいおう穴や滝がある様子早速、小さいおう穴や滝がたくさんあってわくわくする。
  • なだらかな滝のように水が流れる岩盤の坂を上る様子なだらかな滝のように水が流れる岩盤の坂を上る。軍足は思った以上に滑らなくてびっくり!

赤水渓谷は桃洞渓谷と違ってけっこうゆるやかな川歩きだと思います。一緒に行った友人はスポーツが得意な人だったのですが、前回の桃洞の滝の上の方がスリルがあって面白かったと言っていました笑。確かに、水が激しく流れるおう穴とおう穴の細い部分を歩いたり、滝の斜面を上ったりと、そういったことはあまりなかったように思います。濡れてもいいと言う覚悟というか、マリンシューズで来たので歩きやすかったというのもあるかもしれませんが。
この日は晴れて本当に気持ちの良い沢歩きとなりました。峡谷の狭間から見える青空がまぶしい!

  • 一枚岩盤の上を流れるなだらかで浅い川の様子一枚岩盤の上を流れるなだらかで浅い川。
  • ところどころ少し深そうなところもある川の様子ところどころ少し深そうなところもある川。
  • 小さい滝のような段差がたくさんある川の様子小さい滝のような段差がたくさんある。
  • 空と森と川の峡谷美空と森と川の峡谷美!

赤水渓谷は、ウサギ滝までゆったりと水を漕ぎながらけっこう歩きます。普段あまり歩いていないので水を漕ぐのは股関節にきます。帰るころにはすっかり筋肉痛になっていました笑。スリルと穏やかとの緩急があまりないので長く感じるというのもあるかもしれません。とはいえ、滝を上ったりちょっとした難所はあるので歩くだけでも楽します。

  • 左には滝つぼ、右にはおう穴がある川の様子左には滝つぼ、右にはおう穴!
  • ちょっと急な傾斜の上を流れる川の様子ちょっと急な傾斜。乾いているものの傾斜が強いところを歩くか、気持ち傾斜が弱い水が流れているところを歩くか、どこを上るか悩む。

川を歩き始めてから1時間くらいで赤水・玉川分岐にさしかかります。そこにはちょうどいい倒木があったので一休み。この分岐点から玉川温泉へも行くことができます。赤水玉川の縦走は片道6時間ほどらしいですが、帰り道が…玉川温泉に泊まってまた歩いて帰るというのは良さそうですが、日帰りは難しそうです。山なので、登山道までの公共交通機関があまりなく、車でもと反対側にその車を持ってはいけないですしね笑。しかも、近そうに見えて車で行くと山をぐるっと回って行かないといけないので3時間ちょっとはかかるのでけっこう遠いです。でもいつかはやってみたい赤水玉川縦走!!

  • 川歩きは楽しいのでそれほど苦も無く進んで行くが、穏やかとは言えこのような段差を超えて確実に上っている。川歩きは楽しいのでそれほど苦も無く進んで行くが、穏やかとは言えこのような段差を超えて確実に上っている。
  • 玉川分岐にあった流木に座って休んでいる様子。写真左の小さな滝のようなところが玉川縦走コースで、右に行くとウサギ滝。玉川分岐にあった流木に座り一休み。写真左の小さな滝のようなところが玉川縦走コースで、右に行くとウサギ滝。

やはり景色を見ているだけでもう本当に最高!同じような景色かもしれませんが、何度も立ち止まっては写真を撮りました。天気が良かったのもありますが、素人のただのデジカメでもこれなので、写真好きな人はもっとすごいのが撮れそうですね。是非撮りに来て頂いて、秋田の良い場所を多くの人に広めてほしいものです。

  • 周りに木々が多い川の中を歩く人の様子周りには木々が多く、森の中の川を歩く感じの場所。
  • 歩いている人を少し遠くから写した写真で、すごく壮大な景色が広がる歩いている人を少し遠くから撮るとすごく壮大な景色なのが伝わる。

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『ウサギ滝』に到着!

鳥獣センター→(ブナ林1時間)→桃洞・赤水分岐→(山道20分)→(赤水渓谷ノロ川源流の川歩き2時間)
ついにきましたウサギ滝!歩き始めて約3時間半です。お腹も減ってちょどいい時間でした。

  • 赤水渓谷のシンボル『ウサギ滝』赤水渓谷のシンボル『ウサギ滝』
  • なんとなく、立ち上がったウサギの形に見えるウサギ滝なんとなく、立ち上がったウサギの形!?だからウサギ滝。

滝の下で森吉山荘で用意してもらった比内地鶏弁当を食べます。竹の皮に包まれた弁当箱に、きれいに盛り付けされた比内地鶏とたけのこ!赤いのは梅かと思いきやあまいあんずでした。弁当だけでもいい雰囲気で味もおいしいのに、絶景の中で食べるお弁当は最高です!

  • 森吉山荘で作ってくれる比内地鶏弁当が、取ったふたと森吉山荘の箸と一緒に岩の上に置かれている様子森吉山荘で作ってくれる比内地鶏弁当。味も雰囲気も抜群!★価格は1つ1000円だったような…
  • ウサギ滝を背景にした比内地鶏弁当ウサギ滝を眺めながら食べる贅沢な昼ごはん。
  • 滝の反対側の景色、川と森が広がる滝の反対側の景色。

お弁当を食べた後は滝の横の方から半分くらいまで上って記念撮影。鳥獣センターに帰り着いたのは夕暮れ手前でまだ明るいものの、これ以上遅くなるとちょっとまずいかなという感じでした。帰りは疲れと油断で集中力が切れかけています。夕暮れ前、鳥獣センターが閉まる17:00前には鳥獣センターに戻るように時間配分に気を付けましょう。鳥獣センターの人が一応最後に戻ってきていない人がいないか確認をしてくれていますが、心配をかけないようにしたいものです笑。今回もとても楽しいハイキングでした。

  • ウサギ滝の真ん中あたりで両手を広げて立っている人の様子滝に上って記念撮影!写真の辺りまでであれば桃洞の滝よりも簡単に上れる。

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