角館にあるカフェ『Cafe donopan』おいしいパンとオーガニックな食事をゆっくりと味わう

木の器に盛りつけられた豆乳のシチューとベジバーグのパンランチ

『Cafe donopan』は角館にある小さなカフェです。名前の通り、パンはもっちりとほんのり甘くてとてもおいしい!パンの他にもうどんやピザなど、地産地消とオーガニックにこだわった気さくでほんわかした女性の店主さんおいしい手作り料理が味わえます。
以前、15:00もすっかり過ぎたころに食事に訪れた際、お店には自分一人だったので、店主さんとたくさんお話ができました。そんな話も含め、『Cafe donopan』について紹介します。

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お店のある場所、アクセス

『Cafe donopan』は、角館駅から車で5分、角館歩くと25分くらいのところにあります。
角館と言えば秋田県内屈指の観光地ですが、観光のメインである武家屋敷通りとは線路を挟んで反対側です。新幹線で角館に来て街歩きをしようと思っていた場合、少し遠く感じるかもしれません。

店の横にある赤い看板と田んぼ駐車場があるので車で来るのがおすすめです。お店の前に2台くらい、お店の横のトラックが並んでいるところにもとめてOK!赤い看板があるのでわかりやすいと思います。
ドライブの途中でぜひ寄ってみてください。

ちなみに、『Cafe donopan』は大曲と角館を結ぶ角館街道(県道105号)沿いにある私が好きなそば屋手打そば『野の花庵』の横を曲がって少し行ったところです。
どちらも角館でおすすめの店なので、そっち方面に行くときはどちらに行こうかものすごく迷います。結果、はしごをすることも。笑
角館でおすすめのそば屋手打そば『野の花庵』の冷たい肉そばと野菜天

店名の由来は…どのパン?あのパン、このパン!

店名の由来を聞くと、donopanのpanはやはりパンでした。「どのパン?あのパン、このパン!」のパンだそうです。笑
そう聞くと、パン好きが高じてお店を開いたのかと思いますよね。ところが、実は店主さんは無類のパン好きというわけではないとのこと笑。自分が食べておいしいものを提供したいという思いで始めたということでした。
オープンしたのは2017年9月。最初は、カフェではなくパン屋だと思われていたそうです。パンを買い求めにくる人が多く、作るのがあまりにも大変で、パン作りが少し辛くなったこともあったとか…今は自分のペースを掴み、カフェとして落ち着いているようです。

お年寄りにも食べてほしいとの思いから、donopanのパンはハードパンのように固くもなく、食パンのようにふわふわでもない、両方の良いところどりをしたようなパンです。
水分多めでもっちりかつどっしりというか、けっこうお腹にたまります。ほんのり甘くて、何もつけずに少しずつちぎって味わいたい感じです。

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店内の席レイアウトと席数

見た目はわりと小さい建物ですが、入ってみると意外と広く感じます。窓際のカウンターに3人くらい、中央に大き目のテーブルで6人くらい、壁際のテーブルは2人くらい、入り口の両脇隅にローテブルとスツールの隠れ家のような席が数人分。自分一人で回せる数だけとのことで、総席数は14人くらいでした。
くらい、と書いたのは席が変動するからです。小さなお店の中に席数を確保するため、テーブルの間隔は近くなりますが、たくさんの人が座れて居心地がいいようにとレイアウトが工夫されています。たまにに席が変わっているので、次はどこの席に座ろうかと楽しみになりますよ。

  • 雪が積もったお店の外観『Cafe donopan』1月の外観。

空いている時間や予約について

土日に出かける機会が多いので、「土日はやはり混みますか?」と聞いてみました。答えは「なんとも読めない」とのこと。角館の観光客には少し行きづらい距離にあるせいか、土日に必ず混むというわけでもないそうです。じゃあ地元の人がご飯やお茶に寄るから平日の方が混むのかなと思いきや、必ずしもそうではないようです。
お客さんの出入りは天気のように読むことができず、忙しいときもあれば暇な時もある。飲食店に限らず、忙しい時に限ってさらに忙しくなったり、暇な時ほど何もなかったりしますよね。「不思議なものですよねえ」と話してきました。笑
ただ、15:00くらいのお茶の時間を過ぎると人は少ないかもしれません。ランチにもお茶にも中途半端な時間は、たいていのカフェが人もまばらだと思います。たまたまかもしれませんが、15:00過ぎに行ったときは貸しきり状態で、いろいろお話ができました。

混む時間は読めないので、この日は絶対donopanに行きたい!と思ったら、予約するのがおすすめです。土曜日でも快く受け付けてくれました。

お店の雰囲気

お店は、女性が好きそうな木の温もりあふれる内装です。木のテーブルが落ち着きます。お店の窓際や壁、キッチン前のカウンターなど、かわいい小物やスパイスが置いてあり、ついきょろきょろと見まわしたくなりますよ。
中でもお店に入って左側の壁に注目してみてください。角館の伝統工芸「イタヤ細工」の馬が飾られています。「イタヤ細工」は約200年前から続く工芸品で、農家の冬の農閑期の副業が手しごととして発展していったといわれています。
実は店主さんの出身は神奈川だそうです。秋田の人と結婚してもう秋田で人生の半分を過ごし、秋田での暮らしが好きだとおっしゃっていました。地産地消はもちろん、このイタヤ細工からも地元への愛が感じられます。

入り口へのこだわり

開放的なガラス扉の入り口お店入り口は大きなガラス扉です。風除室で靴を脱いで上がり、スリッパに履き替えます。
扉がガラスなのは、外の視界を広くしたいという店主さんのこだわりです。窓がないお店に一日中いると息が詰まってしまうから、これだけは譲れなかったそう。
一日中お店の中にいる店主さんにとってはもちろん、利用客としても外が見えると気分が良いですよね。この入り口のおかげで店内には明るい光が入り、お店の目の前の田んぼや柿の木が四季折々の風景を楽しませてくれます。
最初は風除室がなかったそうですが、雪深い地域なのでやはり寒さには勝てずにつけたということでした。笑

気さくでほんわかした店主さん

お店の雰囲気からも柔らかさが伝わってくるように、店主さんはほんわかした方です。けっこうお客さんとのおしゃべりも好きだそう。
一人でお店を切り盛りしているので、忙しいとなかなかお客さんともゆっくり話していられませんが、つい話していてお店がてんやわんやになることもあるとか。そんな気さくな店主さんとおしゃべりにくる人も多いかもしれませんね。

地産地消でオーガニックな食材を使ったメニュー

食材はオーガニックで地元産にこだわっています。近所はもちろん秋田県内のおいしい野菜を仕入れているそうです。冬は野菜が取れなくなるので、地元産というわけにもいかなくなりますが、オーガニックであることに変わりありません。
出てくる料理は盛り付けが丁寧で、飾りの葉っぱや食べられる葉っぱで季節感を演出する繊細さを感じます。店主さんの気分に任せ、その時々の季節の食材でパンやおかずを作っているので、行けばいつも違うおいしさを味わえます。

席に着くと、素敵なグラスと水差しに入ったお茶を持ってきてくれます。冬は暖かいお茶なのがうれしい!たっぷり入っているのでつい飲みすぎます笑。

メニューは固定ではありませんが、基本は、パンといろいろ野菜のおかず、手打ち土鍋うどん、オーガニックスパイスエビソースカレー、米粉ピザのようです。行けばだいたいいつもそんな感じです。メニュー表はないので、店内の掲示板を確認しましょう。お店の横の道にある赤い看板にもいくつかメニューが書いてあります。
食事メニューの価格は1,000円前後。飲み物は、オーガニックコーヒー、メディカルハーブティー、自家製甘酒スムージーなど、価格は450円前後です。

木の器に盛りつけられた豆乳のシチューとベジバーグのパンランチ初めて行ったときは、豆乳のシチューとベジバーグのパンランチ1,100円を食べました。
木の器に盛りつけられたランチはまず見た目がきれい。飾りの葉っぱは食べられませんがいい味出してます。季節感も大切にしているのが伝わりますね。食べられる飾りの葉っぱもあり、葉っぱが食べられるかどうかも教えてくれますよ。笑
卵と里芋のサンドイッチが一つずつに、豆のパンと何か塗ったパンもついていてボリュームもあります。ちょこちょことおかずがついているのもうれしい!初めて食べたときは衝撃のおいしさで、今まで食べた中でこのメニューが一番好きかもしれません。
どのパンもおいしくて、お腹が膨れてももうちょっと食べたいと思うくらい。豆乳のシチューもとてもおいしくて、また食べた過ぎて味を思い出しながら自分で豆乳スープを作ってしばらくの間食べていたほどです。ちなみに、スープジャーに入れていたせいか豆乳が分離して豆腐のようになっていました。笑

他にも、中華風おかずと桜エビのスープ、手打ちうどんなどを食べたことがありますが、本当にどれもおいしい!
おかずはいろいろあってどれから食べようかわくわくします。うどんはチーズや卵が入っていて汁まで飲み干しました。今度こそカレーを食べようと思うのに、パン食べたさに次の機会になってしまいます。笑

  • パンと中華風おかずと桜エビのスープ1月に食べたパンと中華風おかずと桜エビのスープ
  • 土鍋入り手打ちうどんとパン4月に出た手打ちうどんと玄米のセット
  • 土鍋入り手打ちうどんとパン12月に食べた手打ちうどんと遅く行ったのでその日にまだ残っていたパンを出してもらった

初めて行ったときは食事メニューにランチと書いてあるメニューもありましたが、ランチタイムの設定はないようです。売り切れなければ閉店まで食事ができるのもうれしいところ。手打そば『野の花庵』とはしごして行く場合、ランチには遅い時間になるので。笑
デザートもおいしそうだったので食事ではなくゆったりお茶をしに行くのもいいですね。

お弁当もあり!

4日前くらいの予約でdonopan特製のお弁当も注文ができます。引き渡しはお店です。
年末にはお正月オーガニックオードブルの予約も受け付けていました。

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角館のカフェで癒しのひとときを

『Cafe donopan』は、気さくでほんわかした女性店主さんが一人で切り盛りするカフェです。店主さんを現したようなあたたかい雰囲気で、入り口の大きなガラス扉が特徴的。
もっちりとほんのり甘みのあるパンや、地元角館や秋田県内からオーガニックな食材を使った手作り料理は、店主さんの気分と季節でその時々によって変わります。
来店ポイントがつくスタンプカードあるのもまた行きたくなるところ。5回来店するごとに素敵なプレゼントがもらえます。

秋田でも人気な観光地である角館にあるので観光客の人も訪れますが、少し駅から離れているというのもあり、地元スポットさが感じられます。時には夜にお店を貸し切りにして、地元の人がお酒をもって来て宴会をすることもあるとか。
the観光地のカフェという雰囲気ではなく、あたたかな地元らしさを感じたい旅行にはぴったりです。混んでいることも多い人気店なので、確実に行くなら予約がおすすめ!

角館の四季を眺めながらあたたかいカフェでゆったりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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