男鹿半島の壮大なジオパークを近くで感じる!遊覧船でめぐる男鹿の絶景
秋田と言えばなまはげ!そして、秋田を知る人であればなまはげと言えば、男鹿ですね。男鹿と言えば海やゴジラ岩が思い浮かぶ人が多いと思いますが、その海やゴジラ岩を海側から眺めたことがある人はもしかしたら少ないのではないでしょうか。男鹿は日本のジオパークに認定された地域で、日本有数の湾岸美を見ることができます。男鹿はドライブとしても楽しいところではありますが、実は海側から見る方がそのダイナミックな地形を目の当たりにできるのです。
ジオパークとは
「地球・大地=ジオ(Geo)」と「公園=パーク(Park)」を組み合わせた言葉で、地球・台地を丸ごと楽しめる場所=大地の公園を意味しています。日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」は、見どころを「ジオサイト」として指定し、魅力を知って利用できるように環境を保護されています。ジオサイトは教育やジオツアーなど観光としても活かし、地域活性化につなげようという動きが多くあります。
ジオパークは観光地としてもとても魅力的なところです。難しく考えなくとも、地形・地球の神秘を学べる場所、壮大な景色が見られる場所、地球のロマンだと思っていいかと思います。
スポンサーリンク
遊覧船でジオパークを堪能!
男鹿では遊覧船で解説を聞きながら海からジオパークを見ることができます。海から見る男鹿半島はドライブとは一味違う壮大さがあります。一度男鹿半島をぐるっとドライブをしたことがある人でも、海から見る景色はまた格別!まさに違う角度から男鹿を再度楽しむことができます。
遊覧船乗り場は『男鹿水族館GAO』、加茂青砂、門前があり、めぐるコースにによって違います。短い30分のコースで1000円、長い1時間30分のコース(5名以上で運行)で3000円で、子どもは半額です。コースや乗降場所は決まっていますが、希望がある場合は相談もできるようです。
運航期間は春から秋で、執行時間は9:00~15:00です。気象条件によってはコースの変更や欠航の可能性もあります。秋田の観光は自然や祭など外の場合が多いと思うので、雨でも楽しめる観光予定を予備で考えておくのがおすすめです。この遊覧船であれば、もし運航できなくても、『男鹿水族館GAO』がすぐ近くにあるので雨が降っても安心ですね。
夏は特に込み合うので当日では乗れないことがあるかもしれません。前日までに予約しましょう。ジオガイドを希望の場合は、予約時に伝える必要があるので忘れずに! また、海底を見ながら遊覧できる透視船も運行しています。海底透視メガネ(箱メガネ)で海中を観察できるので子供に人気のコースだそうです。私も小さいときに乗った記憶がぼんやりとあり、海底は少し濁ってはいたものの、海の中を眺められるのは面白かったです。
男鹿半島のジオパークを堪能!一番長いCコースで地形の神秘に触れる
私は毎年、秋田の一大イベントである竿燈まつりや★大曲の花火のときに大阪から友人を招いて秋田旅行をしています。2013年は竿燈まつりを見た次の日に、朝から男鹿へ出かけ、遊覧船に乗って男鹿のジオパークをみました。ドライブもよく行く観光コースですが、海から男鹿半島を見るのは初めてです!男鹿は海に山にアップダウンが激しく、特に崖の上の道を走るときは気持ちがいいと思っていましたが、それを海から眺められました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
遊覧船に乗るときの注意
遊覧船を楽しみ無に当たって、私が感じた注意点をいくつか挙げたいと思います。
- 日焼け止めや日避けグッズ
- 海の上は太陽を遮るものが一切なし!紫外線をもろに浴びるので、UV加工の上着やつばの広い帽子、タオルなど夏の屋外レジャーに必須のアイテム。
- 酔い止め
- 乗り物に弱い人は必須!船酔いするのは体調にもよるものの、普段乗り物酔いをしない人でも気持ち悪くなっていたので、事前に飲むのがおすすめ!
私は乗りも酔いがひどいのにそんなことをすっかり忘れて船に乗ってしまい、最初は揺れも楽しんでいたらすぐに気持ちが悪くなり、せっかくの景色が最初の方は頭に入らなかった…たまたまドロップタイプの酔い止めを持っている人がいたのでもらって飲むと気分が楽になって後半は楽しめた!一時間半の長いコースだったので、酔ったままだったらと思うとぞっとする笑。
もしどうしてもだめで引き返すことになってしまったら他のお客さんにも迷惑になるので、酔い止めはとても大事!酔い止めでも船に自信がない場合、とても残念だが考え直した方がいいかもしれない…観光予定を立てる幹事・企画者はグループの苦手や希望を考慮を。 - サングラス
- 太陽光が水面に反射してとてもまぶしい!なくてもいいけど、あった方が海気分も高まる!?
- ストラップ
- スマホやカメラにはストラップを付けて落下防止策をとるのがおすすめ。遊覧船に乗ったら必ずと言っていいほど撮る写真、海に落としたら取り返しがつかないことになる。