【大曲の花火】桟敷席or有料自由観覧エリアor会場外?見え方、席の広さ、価格、おすすめ席

毎年8月第4土曜日に開催される『大曲の花火』は日本一の花火師を決める権威ある花火競技会です。花火の美しさを競う大会なので、花火大会のお祭り感だけではなく、どことん花火を楽しみたいものです。きれいな花火を見るなら、やはり会場内から見るのがおすすめ!特に、初めて『大曲の花火』を見に行くなら、是非桟敷席で見てほしいと思います。

とはいえ、日本一見るのが困難な花火大会てある『大曲の花火』です。桟敷席で見るには、大混雑は避けらないというデメリットもあります。では、他の場所から見るのはどうなのか?それぞれの席からの見え方や、混雑具合などについて、体験をもとに紹介します。

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桟敷席で見る場合

やっぱり『大曲の花火』は桟敷席で見るのがおすすめ!個人で購入できるのは3つのタイプがあります。

A席
1マス23,000円/6人定員/河川敷の前方、コンパネ敷き畳2枚分(1.8m×1.8m)
見る花火は、それはもう、ものすごい迫力で息をのむほど!ときたま火の粉が落ちてくるほど近いです。花火のカラや燃えカスが落ちてきて、帰る頃にはすすだらけというほど笑。
ただし、けっこう1マスが狭く、6人は入れるとはいえ、大人4人くらいでちょうどいいサイズです。荷物が多いとちょっと大変です。贅沢にも、1マスに2人で寝っ転がって見ている人もいます。
コンパネ敷きのためずっと座っているとお尻が痛くなるので、敷物やクッションは必須!
C席
1マス15,000円/5人定員/護岸の堤防の斜面(2m×2m)/簡易式の腰掛が上下2列、1マスの中にセット
土手の斜めになっているところです。ベンチのように板が敷かれた段差になっちるので花火も見やすいです。A席より広く、定員も少ないので広く使えるようです。
屋台と通路を挟んでC席があるので、屋台の灯りが目に入りますが、花火は上に上がるのでそれほど問題はないと思います。
パイプイス席
1席3,000円/A席の両端に配置、パイプイス/上流・下流側2ヵ所で、場所の指定不可
イスに座って見られるので敷物を持ってくる必要もなく、見る姿勢は楽です。しかし、場所がA席の両サイドになるので、桟敷席の中でも最も端っこになります。

桟敷席のとり方について詳しくはこちら→『大曲の花火』の桟敷席がほぼ100%とれる!?直接販売の方法やポイント、持ち物など

桟敷席で見るメリット

『大曲の花火』は音楽にのせて花火を表現するのですが、音が遅れてこないので、より芸術的な花火が見られます。しっかりと音も一緒に楽しめるのも、桟敷席で見るメリットですね。ときには、ストーリー仕立ての面白い花火も見ることができ、特にそういった花火は音が重要です。
2011 年に創造花火の部で優勝した磯谷煙火店「今夜、どこかのBARで ~男と女の物語~」は、今でも記憶に残るほど面白い花火でした。男女がバーで会話をするのですが、セリフに合わせて花火がタイミングよく上がります。カクテルグラスが出てきたり指輪が出てきたり、会場も笑いと拍手に包まれていました。音が聞こえなかったり、遅れて聞こえてくると、面白さや花火の演出のすばらしさが半減してしまうので、遠くで見る場合は音の面がデメリットになります。

桟敷席で見るデメリット

桟敷席はそれはもう素晴らしい花火が見られますが、桟敷席で見るのは簡単なことではありません。桟敷席をとるのが難しく、大混雑で苦労するというデメリットがあります。最近では、桟敷席はとりやすくなってきたのですが、帰りの混雑はどうしようもありません。むしろ、桟敷席数が増えて撮りやすくくなった分、混雑具合が増したかも…桟敷席は堤防の下の河川敷にあるのですが、そこから出るまでというか、堤防に上がるまでにものすごく時間がかかります。ちなみに、有料自由観覧エリアは桟敷席の横にあるので、堤防に上がるというのは同じく大混雑です。

花火を打ち上げ場所の真正面から見ると目が肥える

私は、8月の『大曲の花火』は、見るならできるだけ真正面で見たい派です。審査員席は3~4ブロックの後方にあるので、まさにそのあたりが真正面になるでしょうか。美しい花火を堪能するにはやはり真正面からが至高!とにかく真ん中で花火をとらえることが重要で、桟敷席であればどこも近く感じると思うので、前後はあまり関係ありません。
私が初めて見た『大曲の花火』は、A席の後方の一段高くなっているところでした。視界に入りきらないほどの花火が、自分に向かって降り注ぐというすさまじい迫力で、心底圧倒されました。このとき正面で花火が見られたのは、地元の人から譲ってもらった席だったからなのか…それ以来、真正面で見られる3~4ブロックの席をとったことはありません。桟敷席をとるときは、現地販売(以前は現地抽選会)に行きますが、毎年2ブロックもしくは5ブロックなど、少し外れている席になっています。そのせいか、初めて見た『大曲の花火』よりも感動した花火
はないかもしれません。それほど真正面で見る花火は衝撃的なのです。

競技花火の合間には提供花火という規模の大きい花火があります。この花火は提供企業が上げる中規模の花火で、右側と左側の交互に上がります。桟敷席でも、自分のいる方の側で上がったときは花火は、真ん中で見られるのですごいと感じられます。それを見た後だと、反対側で上がる提供花火は、斜めに見ることになるので、なんだか小さく感じてしまうと思います。
私は、毎年初めて『大曲の花火』を見る友人を連れていきますが、最初のうちは全部の花火が同じように感動しています。でも、自分の側でやる提供花火を見ると、やはり真ん中で見るのは違う!と実感。一度真ん中で花火を見ると、目が肥えてしまい、真ん中来い!と願ってしまいます。笑

普通の提供花火の2倍やそれ以上の規模の花火も上げられます。それらの花火は真ん中を起点に上げられるので、左右は関係ありません。2~5ブロックくらいだと、花火をまっすぐ見て、視界にぎいりぎり入りきらないほどよく見えると思います。少なくとも、その位置だとカメラに全景を収めるのは無理なほどです。それでもやはり真ん中にいるのと端っこの方で見るのとは違うんですよね…もう一度本当に真正面の桟敷席で見てみたいものです。

有料自由観覧エリアで見る場合

会場には有料の自由観覧エリアがあります。自由観覧エリアとなっているのは、桟敷席Aマスの両サイドです。2016年までは無料観覧席だったのですが、2017年から環境整備のために協力金として1,000円が必要になりました。トイレの設置や警備員の配置、終了後の地盤補修などにけっこうな費用がかかるようです。よく今まで無料だったなあという気もしますね。
ちなみに、有料化が開始された2017年は、7月と8月の大雨で足もとが悪いため、無料となりました。代わりに募金箱が設置されていたようです。逆に、大変な復旧作業があったのに無料というのはお客さんへの配慮を感じますね。

無料観覧エリアだった頃は、いい席をゲットするために早くから並ぶ人もたくさんいたようです。大会当日の数日前からキャンプをして良い場所を狙う人も!前泊、前々泊はそれはそれで一年に一度の楽しいイベントですよね。

有料自由観覧エリアで見るメリット

自由観覧エリアの一番のメリットは、席を広くとれることです。区画分けがないので、好きなところに敷物を広げることができます。寝ころびながらゆったりと花火を楽しめるので、桟敷席が取れなくても、是非このエリアへ行ってみてください。
テントを広げている人も多く、早く会場入りしても日陰の居場所を作れるのはかなりいいと思います。大きな木もあるので、早くいけば木陰に座ることもできますよ。
足場もないほどぎゅうぎゅうというわけではなさそうなので、遅くいても適当に座れると思います。ただの川原の草や土の地面なので、敷物は必須です!

有料自由観覧エリアで見るデメリット

今の有料観覧自由エリアは、花火が上がる場所からかなり端っこになっています。8月の大曲は毎年桟敷席で見ているため自由エリアからは見たことがありませんが、察するにけっこう斜め横から見る感じになるようです。2014年から桟敷席が1万席増えたことにより、桟敷席でも端っこの方は斜めに見ることになりました。

桟敷席が増えたことと、自由エリア斜めに見ることに変わりがなくなったため、自由エリアでの良い席をとる競争は今後減るのではないかと思います。もはや斜めなら自由エリアのどこから見てもそれほど変わらない気がします。帰りは、桟敷席と同じく、会場から出るというか堤防に上がるまでにも混雑で時間がかかります。
帰りの混雑について詳しくはこちら→【大曲の花火】遠方から初めて見に行く人必見!日本一行くのが難しい花火の交通手段や宿の予約について

斜めから見る花火

自由観覧エリアは桟敷席の両サイドにあるため、花火をけっこう斜めに見ることになります。そのため、横一列に並ぶ花火のラインがきれいには見えません。正直、桟敷席でも端っこの方で見るのと、真ん中で見るのとではかなり違います。
ただ、2017年の『大曲の花火 秋の章』を自由エリアで見た時、場所的にはけっこう斜めの有料観覧エリアから見たのですが、十分な迫力で、見ごたえ十分でした。その体験から8月の全国花火競技大会『大曲の花火』も自由エリアからでも満足できるのではないかとも思います。
★『大曲の花火 秋の章』について詳しくはちら→花火の街大仙市の気軽に見られる穴場の花火大会!8月の『大曲の花火』並みにハイクオリティな秋の章など
花火を見に大曲を訪れるのは80万人と言われていますが、全員が桟敷席で見るわけではありません。いろいろな場所で様々な角度から見るのも『大曲の花火』の楽しみ方ですね。

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会場外で見る場合

『大曲の花火』を桟敷席で見るのは大変なので、会場外から見る玄人もたくさんいます。会場から離れているほど、帰りの渋滞に巻き込まれずに済むのが最大のメリットですね。
会場で見られる、花火が視界を覆う迫力はありませんが、花火の全貌を見ることができます。『大曲の花火』は1発の花火の美しさがよくわかるので、まん丸いきれいな花火の形がよくわかるのではないでしょうか。写真も花火の全景をきれいにとらえられると思います。ただし、ナイアガラなどの下の方で上がる花火は見えなさそう。
遠くから見る花火も風情があっていいものです。静かな場所で、遅れて聞こえてくる音に夏の寂しさを感じるというのも、それはそれでなんかいいですよね。

姫神公園から見る

姫神公園は、花火会場とは対岸の山、太平山にある公園です。新観光秋田30景に選ばれた場所で、大曲の市街地を一望できる山の上にあります。公園の一画には、大曲捷水路竣工20周年を記念して建てられた記念館があり、その横にはオランダ製のカリヨンの塔が立っています。時間ごとに、その美しい鐘の音が街に響き渡るとか。
公園はけっこう広く、ジャンボ滑り台やテニスコートもあるようです。(※ジャンボ滑り台は現在使用禁止かもしれません…)太平山の登山口となっていて、ハイキングする人や家族の憩いの公園となっています。

姫神公園からの『大曲の花火』の会場の見え方通は姫神公園から見るそうです。記念館やカリヨンの鐘があるところにシートやテントを広げ、ゆったりみられるようですね。公園としてきちんとトイレも整備されていて、もちろん花火の日も利用することができるので、女性や小さい子供には助かります。とはいえ、人が多いのでトイレットペーパーは持って行った方がいいと思います。
昔は穴場と言われていたようですが、今では午前中にも駐車場が埋まってしまうほど人気スポットのようです。駐車場が埋まる前に、早めに行くのがおすすめです。
帰り道は、やはり国道や高速道路に乗る場合は混んでしまいます。それさえ通らなければ…!?地図をよく確認してみてください。笑

遠くから見る

私がよく行く角館の『』の方は、『大曲の花火』はそこら辺の田んぼからでも十分きれいだよ!と言います。花火が上がる雄物川の河川敷は、近くに大きい建物もなく、開けている場所なので、わりと遠くからでもよく見えるようです。確かに、さりげない場所で見える花火も趣があっていいですよね。
遠くから見る花火と言えば、小さいころ、近所の花火大会を近くの公園や河原に友達と集まってわいわい眺めていたのを思い出します。まさに、地元民の優雅な楽しみ方!
ある程度離れていれば、帰りの渋滞にもほとんど巻き込まれずに済みそう!といっても、道や高速道路はしばらく渋滞が続くと思うので要注意です。また、会場ではないどこかで見る場合、駐車禁止のところや私有地もあるので、気を付けてください。

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おすすめはやっぱり桟敷席Aマス!

ここまで、様々な『大曲の花火』の見方について紹介してきましたが、やはり桟敷席で見るのが一番!だと思っています。他の席から見たことがないので、見たことがあるものをおすすめするというのもありますが、本当にすごいんですよ桟敷席は!桟敷席の中でさえ、真ん中が良い!と思うくらいどこで見るかは差があります。笑
『大曲の花火』は、そもそも見に行くのがおそらく日本一困難です。難しさについてはこちらの記事をぜひ読んでみてください。【大曲の花火】遠方から初めて見に行く人必見!日本一行くのが難しい花火の交通手段や宿の予約について
そんな困難を乗り越えてでも見る価値のある花火です。秋田を代表する祭である『竿燈まつり』や冬まつりなどは、せっかく遠くから秋田に行くなら他のものも見ないと損!というか他も見る余裕があるのですが、『大曲の花火』だけは別格です。花火を見るためだけに秋田に来る、という贅沢な夏の終わりをぜひ!

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