秋田県最後の秘境『太平湖』の遊覧船と小又峡散策【2016森吉山の赤水渓谷へ02】

2016年も行ってきました森吉山!今回は7月中旬に森吉山荘に泊まりで赤水渓谷へ。赤水渓谷の沢登りに行く前日には、森吉ダムの喫茶ねもりだのダムカレーや太平湖の遊覧船クルーズも楽しんできました。

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秋田県最後の秘境『太平湖』遊覧船でのんびりと思いきや…

車の山道と遊覧船乗り場までの道のり

森吉山ダムを後に、車で30分ほどで太平湖遊覧船乗り場付近の『太平湖グリーンハウス』に到着しました。国民宿舎の前を通ってさらに山道を走るのですが、けっこうくねくねとした道なので乗り物酔いをする人は酔い止めを飲むことをおすすめします。前回の森吉ですごく酔ったので今回は自分で運転したのですが、念のために酔い止めを飲んでいきました。笑

  • 『太平湖グリーンハウス』の入り口には休憩、食事、売店と書いてあるが、この時期だったからか閉業したのか、中はがらんとしていてやっていない様子『太平湖グリーンハウス』の入り口には休憩、食事、売店と書いてあるが、この時期だったからか閉業したのか、中はがらんとしていてやっていないようだった。
  • 『太平湖グリーンハウス』の駐車場の方から見える太平湖『太平湖グリーンハウス』の駐車場の方から見える太平湖。山々に囲まれ秘境感がある。

『太平湖グリーンハウス』で遊覧船のチケットを購入するのですが、森吉山荘に宿泊すると往復1,200円が500円で購入できます!この時は公式サイトに予約時に載っていた遊覧船割引のプランをお願いして割引されましたが、宿泊予約をする際は遊覧船の割引については確認してみると良いでしょう。ちなみに、遊覧船の料金は森吉山荘の宿泊費とまとめてチェックアウト時に支払いでした。
そして、遊覧船乗り場に向かったわけですが…なんと、階段をけっこうな高低差を下らなければなりませんでした。

  • 階段の前に見た森吉山自然公園案内図。太平湖、森吉山の周辺の位置がわかるが、下が北になっている。階段の前に見た森吉山自然公園案内図。太平湖、森吉山の周辺の位置がわかるが、下が北になっている。
  • 写真階段:木々の間にあるこ遊覧船乗り場へ続くけっこう急な階段写真階段:こんな階段をどんどん下った先に遊覧船乗り場がある。けっこう急な階段。

写真ではあまり伝わらないかもしれないのが残念ですが、歩いて10分ほど階段を下るので気を付けてください。下るとき、登りも考えるとこれは気軽に遊覧船に乗れないなと思いました笑。見た感じはバリアフリーではなさそうです。

  • 木々の中にある遊覧船乗り場へ続く階段の最初のところ写真左に見える急な階段は、中央の奥の方に見える階段につながっている。乗り場は写真よりもっと先。
  • 遊覧船へと続く道の様子。地面は土で歩きにくいほどぼこぼこはしていない地面は土で歩きにくいほどぼこぼこはしていないが、階段や坂道はざらざらとすべるので転ばないように注意!

下の方まで来て看板を見て一安心。遊覧船の乗り場は見えているのであと少し!階段を下りて船に乗り込みます。遊覧船では、強そうな男性二人が親切に案内してくれました笑。
船に乗ると魚がたくさん寄ってきした。何の魚かわからなかったのですが、★田沢湖のウグイほど大量ではないですが。笑

  • 看板があり、やっと湖が見えてきたたところ階段をどんどん降りて、やっと湖が見えてきた!看板もあって安心した。
  • 看板と太平湖看板と太平湖。景色がとてもきれいで歩いてきたかいがあったと感動!
  • 遊覧船乗り場▲遊覧船乗り場に到着!
  • 遊覧船乗り場には時刻表がある遊覧船乗り場

太平湖の景色

  • 森吉丸と書かれた救命浮き輪が備え付けられてある遊覧船遊覧船は森吉丸!
  • 船のデッキから見える360度の太平湖の景色船のデッキから見える360度の太平湖の景色!

どうでしょうこの★太平湖の景色!これが秋田県最後の秘境の風景です。船に乗ったときは他にお客さんがいない貸し切り状態で、デッキに出て思いっきり風を感じました。三階滝までの往路は30分ほどで小又峡に到着します。解説の録音を聞きながら、途中、良い景色のところを回ってくれます。
山道のためにに酔い止めを飲んでいるので揺れてもいいと思っていたのですが、船はエンジンのボボボボというくらいの小刻みな揺れがあるくらい。波がない穏やかな湖面だったので酔わなさそうな気がしました。

遊覧船から見える太平湖の景色。戦場では乗務員さんのあいさつや説明が流れる。

三階滝までは遊歩道ではない!?

  • 小又峡の桟橋小又峡の桟橋。

小又峡の桟橋に到着しました。船を下りると一応整備された小道になっていて、川の横を三階滝まで歩けます。片道徒歩40分程度だそうです。ちなみに、この日は14:30の乗船だったのでああり時間がなく、途中までしか行くことができませんでした。徒歩40分だし急いで行けば三階滝まで行けるんじゃないか!?と思って写真も撮りつつ急いだのですが、残り500mくらいだと思われる小又峡御神水の辺りで引き返すことにしました。あと500mなら行けた?とも思われるかもしれませんが、歩く道は写真のような感じです。

  • 半分崖になった細い道半分崖になった細い道。けっこう怖かった…
  • 道が崩れたのか側溝のメッシュのような道道が崩れたのか側溝のメッシュのような道。すぐ横は川でここもまた怖かった…笑
  • 川に飛び石の道がある様子飛び石の上を歩くわくわく感!
  • 笑岩の上を歩いて進む。もはや道ではない。笑岩の上を歩いて進む。もはや道ではない。

階段や岩などの段差や傾斜もけっこうあり、足下が危ないです。若干道?が崩壊していて、すぐ横は崖というところもいくつかあります。笑
実はそこをサンダルで行ってしまいました。太平湖グリーンハウスの人に、遊歩道と聞いていたのでサンダルでも行けますか?と聞いて靴の方がいいと言われていたのにバカでした。確かに行けないこともないとは思いますが、滑ったり道が細かったりちょっと危険なところがあるので靴を履くことをおすすめします。最初の遊覧船乗り場もけっこうな階段なので靴の方がいいです。私はフラットで底も厚く歩きやすい普段履きなれたサンダルで行ったにも関わらず、靴擦れを起こしてしまいました…急いでいたのもあるかもしれませんが、ここは用心すべきところだったと思います。
小又峡は仙北市の★抱返り渓谷みたいなところではありません。抱返り渓谷も靴の方がいいとは思いますが、地面はじゃりで基本的に平坦な道なのでサンダルでも行けます。しかし、小又峡はそんな優しい道ではありませんでした。なんとなく作られた道はあるものの、遊歩道というような生ぬるい道ではないということです笑。訪れる際は気を付けてください。
三階滝までは、靴を履いていて、時間と体力があればぜひ見に行きたいところですね。ちなみに、靴はトレッキングシューズなど山の靴があれば良いに越したことはありませんが、普通のスニーカーでも大丈夫だと思います。
小又峡はその景色もさることながら、童心に帰ってワクワク感やスリルも味わえます笑。次こそは三階滝まで行きたいものです。

  • 小又峡と書かれた岩の看板がある遊歩道?のようなところを少し歩いて行った先に岩の看板がある。
  • 一枚岩盤の上を穏やかに流れる水一枚岩盤の上を穏やかに流れる水。
  • 激しく水が流れる小さな滝。滝壺は深そう。激しく水が流れる小さな滝。滝壺は深そうでぞくぞくする。
  • 小又峡御神水、コップがある小又峡御神水、水が飲めるようにコップがあった。今回はここまできて引き返した。

岩の上を歩く点やおう穴や滝など見られる景色は桃洞の滝や赤水渓谷同じような感じです。ただ、桃洞の滝や赤水渓谷の方と違って、水に足を入れる必要がなさそうです。

おう穴や滝など大自然の美しさが満載!こんな不思議な地形を歩き、間近で見られて感動した。

最後の難関!遊覧船乗り場から駐車場まで

三階滝には行けなかったものの、遊歩道?ではすばらしい景色とスリルをたっぷり味わい、帰りの船では吹き出た汗を冷やすように風を浴びてゆっくりと元の桟橋まで戻りました。往路は少し遠回りをして景色を見せてくれるのですが、復路はまっすぐ帰って20分程です。船の上で20分休憩したとしても先ほどの疲れが残ります。その足で駐車場までの階段はきつかった…何度も立ち止まり、大きく深呼吸して何とか駐車場にたどり着くことができました。車に乗り込むころにはまたぐったりでした。笑

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