やしま冬まつり同時開催!由利本荘市矢島の酒蔵開放イベント~後編
矢島の酒造開放はやしま冬まつりについて紹介します。
- 前編『日本酒飲み放題!?秋田の冬は酒蔵へ!由利本荘市矢島の酒蔵開放イベント~前編』(この記事です)
- 後編『やしま冬まつり同時開催!由利本荘市矢島の酒蔵開放イベント~後編』(この記事です)
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やしま冬まつりも同時開催!活気のある冬の一日
2つの酒蔵開放イベントと合わせて、由利高原鉄道の矢島駅前でやしま冬まつりも開催されます。お酒やきりたんぽ、おでんなどの屋台が並び、駅前の広場には雪で作った大きい滑り台など子供たちが楽しく遊べるスペースが出来上がります。
本荘から矢島までは無料の由利高原鉄道もあり!ツアーもあり!交通手段は様々あり
秋田市から車で約1時間の由利本荘市、そこから車で約30分に矢島町があります。秋田市からだと岩城ICから象潟ICまで高速道路が無料区間(2016年現在)なので、本荘ICまで乗ると少し早く着くことができます。高速に乗っても30分も早く着かないと思うので、冬道を急がなくとも海を見ながら国道をドライブするのもいいかもしれませんね。矢島駅舎の反対側に日新館という矢島の公民館があり、広い駐車場が開放されているので車でも安心です。
とはいえ、貴重な日本酒を飲めるイベントなので、車で行ってお酒が飲めないのはもったいないですよね。そこで、お酒を飲んでも安心な交通手段が電車です!秋田からはJRで羽後本荘駅まで約50分760円、そこから由利高原鉄道に乗り換えて、終点の矢島まで約40分600円で到着します。
そして、なんと、このイベントの日には無料列車が運行されます!2016年は羽後本荘発が9:53(臨時列車)と10:46、矢島駅発が14:48と15:50でした。その年によって変わるので行こうと思ったら詳細は由利本荘鉄道の公式サイトをご確認ください。ちなみに、数年前に乗ったときは、都会の満員電車並みに載っていました笑。行きも帰りもすごい人で、帰りは結局無料時間に乗れずに普通に切符を買って乗りましたが、それでも大混雑だったと記憶しています。ぎゅうぎゅう詰めも含めて酒蔵開放の醍醐味もしれません。電車も楽しみましょう!笑
由利高原鉄道(鳥海山ろく線おばこ号)は秋田県内の私鉄です。赤字で大変…とよくニュースで見る鉄道ですが、季節の風情を感じる良い鉄道です。春は水田に映る鳥海山、夏は清々しい山々とどこか懐かしい田園風景、秋は黄金色の稲穂、冬は辺り一面白銀の世界が車窓を彩ります。また、時間によっては秋田おばこ姿のアテンダントさんが乗車して、案内や説明をしてくれるので楽しいですよ。おひなっこ列車、こいのぼり列車、七夕列車、ほろ酔い列車、クリスマス列車など季節のイベント列車も面白いと思います。
公式サイトはこちら
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宿泊と交通費込みで1万円以下のツアーあり!早い者勝ち!?
『天寿』の酒造開放を最大限に楽しめるお得な方法があります。それは宿泊プランです!
数量限定でバスでの送迎&宿泊のプランがあります。プランは、JR秋田駅からバスに乗車→酒造開放を楽しむ→1泊2食付きの宿でくつろぐ→秋田駅解散といった日程です。このプランなら運転を気にする必要はありません。
このプラン、バスでの送迎もついて宿泊もできるという至れり尽くせりなただでさえお得なプランですが、ポイントは宿泊が1泊2食付きで1万円以下だということ!例えば、2016年の宿の内容を紹介します。
- たつみ寛洋ホテル
- 1泊2食付8,640円
- 夕食は寒、だら海鮮料理。
- 象潟温泉、秋田県漁協仲買人の宿で海の幸が美味しい
- ホテルフォレスタ鳥海
- 1泊2食付9,720円
- 夕食はミニ懐石膳コース。
- 鳥海山麓のリゾートホテル、ぶなの森の中の宿
- ホテル まさか
- 1泊2食付8,640円(カード決済不可)
- 夕食は、焼魚・豆乳鍋・山菜などの和食コース
- 鳥海山麓湯ノ沢温泉子宝の湯、野趣溢れる田舎料理
- 休養宿泊施設 鳥海荘
- 1泊2食付8,640円(カード決済不可)
- 夕食は、秋田由利牛の会席膳コース
- 鳥海山麓猿倉温泉で美肌作用が魅力の猿倉温泉
- ホテルエクセル キクスイ
- 1泊2食付9,500円
- 夕食は、旬の和会席(鱈鍋、国産牛すきやき、天寿を使ったオリジナルスイーツなど)
- ジャグジー&サウナ完備、旬の料理でおもてなし
※注意事項(2016年時)
- 申し込みの締め切りは2/10(水)までで、それ以降はキャンセル料が発生する場合あり
- 上記料金は1室2名以上の利用時の一人当たりの料金(入湯税・サービス料・消費税込み)
- 1室1名利用は差額が生じるので各宿へ問い合わせ
- 食事のグレードアップなどオプションは、各宿泊施設に問い合わせ
以上が2016年の宿です。どれも魅力的な内容ですよね!一番の人気宿は『フォレスタ鳥海』でしょう。フォレスタ鳥海はとても雪深い山の中にあり、冬はバスの高さ以上の雪の壁が見ることができ圧巻です。天然温泉の露天風呂もあるので、雪見風呂もしくは星見風呂は最高です!そしてお得度が高いのも人気のポイントです。料理はミニ懐石にはなりますが、通常の宿泊料金よりもお得なプランになっています。
ただし、乗り物酔いしやすい人は気を付けてください。宿泊プランの宿の中で最も雪深い山奥にある宿なので、バスが揺れます。数年前に『フォレスタ鳥海』に泊まったとき、小さいバスでの送迎だったのですが、雪の影響もありすごく揺れたため、ただでさえ酔いやすい私は往復ともにけっこうきつかったのを覚えています。酔い止めを飲んでいけばよかったと後悔したので、乗り物酔いしやすい人は是非酔い止めを…
私はフォレスタ鳥海にしか泊まったことがないのですが、『ホテルまさか』に泊まった友人の話を聞きました。予約をするのが少し遅れてしまったため、その時たまたま空いていた宿が『ホテルまさか』だったそうです。農家民宿としても営業している小さめの宿で、アットホームなおもてなしがよかったと言っていました。宿泊している人ほとんどが、酒造開放は毎年『ホテルまさか』に泊まる常連さんだったそうで、一緒に楽しくお酒を飲んで盛り上がったそうです。最初は自分たち以外顔見知りの常連さんのようで気が引けたと言っていましたが、ここにしてよかった!というくらい面白かったそうですよ。そういう体験も旅とお酒のいい思い出ですね!
フォレスタ鳥海以外にも予約申し込みが始まるとけっこう早めに満員になってしまうので、早めに予約をおすすめします。では、いつから予約が始まるか気になりますよね。酒蔵開放の日程が発表されるのはけっこう遅く、年明け1月の蔵元通信でお知らせされます。『天寿』の公式サイトでも確認できますが、それでもそれほど早くにはお知らせされていなかったとように思います。年が明けたら頻繁にチェック見るといいでしょう。
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大人も子供もお酒を飲めない人も酒蔵イベントは楽しめる!
矢島の2つの酒造開放はお酒を飲むだけではなく、やしま冬まつりと合わせていろいろな楽しみがあり、誰が行っても楽しめるイベントだと思います。この時期、秋田県内外で様々な酒蔵が酒蔵開放イベントをやっていると思いますが、中でも矢島はトップクラスで楽しいイベントだと思います。行ったことがない人は一度訪れてみることをおすすめします!一度行ったことがある人はスタッフとして参加、というのも面白いかもしれません。『天寿』の公式サイトや蔵元通信でボランティアスタッフの募集もされているので興味がある人は『天寿』に問い合わせてみると良いでしょう。
普段は遊びに行くことのない地域でもこうしたイベントがあると興味が出てきますよね。ついでにどこか行こうか、何か買って帰ろうかそうやって少しずつ地域を知って新たな発見をして楽しんでいければいいですね!