日本酒飲み放題!?秋田の冬は由利本荘市矢島の酒蔵開放イベントへ~前編

秋田県由利本荘市矢島の天羽酒造の表。

矢島の酒造開放はやしま冬まつりについて紹介します。

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秋田と言えば米どころ。米どころといえば、酒がうまい!秋田には約40もの酒蔵がある日本有数の酒どころです。その酒蔵では見学ができると知っていたでしょうか。一年を通して見学を受け付けているところもありますが、多くの酒蔵ではお酒が出来上がる2月に蔵開きのイベントがあると思います。
酒蔵開放は、その年で来たお酒をふるまい、酒蔵の中を見学させてくれるというイベントです。各酒蔵によってイベントの内容は様々だと思いますが、たいていはその年にできた朝絞ったばかりのお酒をその日限定でふるまってくれると思いますので、とても貴重な機会なのです!原酒や生絞りなどお酒好きに最高のイベントですね。いろいろなお酒を試飲させてくれるので飲み比べをしてみましょう!甘酒もありますよ。
試飲や見学はたいてい無料でできます。お酒の販売はもちろん、地域の特産品や食べ物の販売などお祭りのように行われるところもあります。今回はその一つである由利本荘市矢島の『天寿(天寿酒造株式会社)』と『出羽の冨士(株式会社佐藤酒造店)』の酒蔵開放イベントについて紹介します。

通年で見学を受けつけているところでも、事前予約が必要になる場合がほとんどだと思うので要注意!目当ての酒蔵に問い合わせてみるといいでしょう。ちなみに、『天寿』も『出羽の冨士』も、事前予約をすれば見学をすることができます。
★2016年11月に『秀よし』で有名な『合名会社鈴木酒造店』の見学に行ってきました。そちらは当日でも電話で見学の予約が可能でした。しかし、2月第2週目の土日に行われる酒蔵開放イベントは、その日は人数が多いので事前抽選で確か300人だそうですのでこちらも要チェック!

やしま冬まつり&矢島の酒蔵開放はどんなイベント?いつ開催?

開催時期は2月の第2週土曜日が定番

矢島には『天寿』で有名な天寿酒造株式会社と『出羽の冨士』で有名な株式会社佐藤酒造店という2つの酒蔵があります。どちらも無料で酒蔵の見学、試飲ができます。開催日は、毎年2月の第2土曜日が定番で、時間は『天寿』が10:00~16:00(最終受け付け15:00)、『出羽の冨士』は15:00頃終わるようです。その年によって変更の可能性もあるので、時期が近くなったら酒蔵もしくは由利高原鉄道などに問い合わせてみた方が確実です。

『天寿』の酒蔵開放イベントは盛りだくさん!酒蔵内が大にぎわい

『天寿』の天寿酒造株式会社は酒蔵見学や様々なお酒の試飲はもちろん、鳥海地域の郷土芸能である猿倉人形芝居があったり、出店や飲食スペースがあったりと蔵の中がとてもにぎわいます。まぐろの解体ショーがあった年もありました。

  • 雪が積もっている天寿酒造の入り口。雪が積もった天寿酒造の入り口、この向かいでアンケートを記入して酒造見学スタート!

『天寿』ではまず、蔵に着いて入口のところで名前や住所など簡単なアンケートを記入し受け付けをします。一度来て記入したことがある人には事前に蔵通信という案内の手紙が来ていると思うので、それを見せると記入は不要です。受け付けを終え、案内のちらしと小さい試飲用のカップをもらい、それをもって蔵の中へ!
少し前までは何人かでまとめて蔵の中へ通され、蔵人さんによる案内ツアーが始まりました。確か2015年辺りからは人気のため、時間と人数で区切って案内ツアーを行っていたようです。とはいえ、蔵に入ったタイミングで少し待つこともありますが、順番はすぐに回ってくるので心配しなくても大丈夫です。毎年行っている人は早速試飲へ向かってもOKですね。今朝しぼりたてのお酒や、ここでしか飲むことのできないしゅわしゅわとした発酵中のお酒も飲ませてくれました。

  • 酒蔵の中を蔵人さんが案内酒蔵の中を蔵人さんが説明して回ってくれる。
  • 蔵人さんが酒造りの作業工程を説明蔵人さんが酒造りの作業工程を丁寧に説明してくれるので、ちょっとお酒に詳しくなれる!

秋田弁のなまりも面白い!猿倉人形芝居

満員の会場の中公演される猿倉人形芝居の様子寿』のイベントで大きいイベントとしては猿倉人形芝居があります。猿倉人形芝居は鳥海地域の郷土芸能で、県指定無形民俗文化財に指定された人形劇です。無料で見ることができます。
入り口からけっこうすぐの2階で行われているので、入り口にある袋に靴を入れて持って上がります。2階は畳の部屋になっていて、けっこうぎゅうぎゅう詰めで座って観劇します。途中での入退場もできますが、前の方に座ってしまうと厳しそう。途中入場すると、部屋に入れるとは思いますが、後ろの方で立ち見になると思います。
午前と午後で1回ずつ公演するので、最初にもらった案内のちらしを見て時間を確認してから向かうといいでしょう。1公演は1時間くらいあるのでけっこう長いです。秋田弁満載で県外の人には聞き取れないかもしれません笑。『天寿』の酒蔵開放に来たからには一度は見た方が良い面白おかしいお芝居ですよ。

おいしい食べ物もたくさん!座って飲んで食べられる

『天寿』では食べ物の出店が豊富です。以前はマグロの解体ショーなんかもありましたが、定番としてはももやのそばや、天寿特製カモ汁があります。蔵の奥の出口近くの方にテーブルや椅子がある飲食スペースがあり、その付近で『そば処ももや』が鳥海特産の『百宅そば』、天寿特製カモ汁、由利本荘市鳥海・矢島地域の名物『松皮餅』、漬物などが売っています。おつまみとなるような海産物も売っているのですぐにもお酒が飲めますね。
特別なお酒の優良試飲や熱燗なども売っているので漬物やそばを肴に一杯!常連さんたちは飲食スペースでわいわいとお酒を楽しんでいます。以前、座ってそばを食べていたとき、常連さんらしき人たちが気さくにお酒を注いでくれました。そんな風に一緒に飲んで話をするという交流も楽しいものです。

  • 人であふれかえる飲食コーナーたくさんの人でにぎやかな飲食コーナー。食べ物も売っているのでお酒もすすむ。
  • おいしそうに湯気を立てる鳥海名物百宅そば地元鳥海地域の名物百宅そば。天寿特製カモ汁とどちらを食べるか毎度悩む。

『天寿』を楽しむコツ

『天寿』では受け付け時にイベントの予定表がもらえます。一度酒蔵開放に来たことがあれば、蔵元通信が酒蔵開放前に送られてくるので、これを見てどんなことが行われているのか事前にチェックしましょう!何時に何があるかはわかっていた方が確実に楽しめます。
例えば、もちつきやおしるこの無料振る舞いなどは大人気なので、早めにその場所に待機していないともらえない可能性が高いです笑。猿倉人形芝居もとても人気なので、前の方で座って見たいと思ったら早めに会場入りしていた方がよさそうです。残念ながら私は途中入場して全部を見たことがありません。なぜならば、その日はイベント盛りだくさんでせかせか行動しているからです笑。甘酒を飲まないといけないし、『出羽の冨士』で鮭の粕汁と玉こん食べたいし、このまま犬っこまつりに行かなくてはならないのです笑!
ちなみに、『天寿』の甘酒は人気で、昼過ぎにはなくなってしまう場合もあるので早めに試飲して、気に入ったら買っておくのがおすすめです!『天寿』の甘酒は麹で作ったものなので、お酒臭くなく、粒感があり甘くて飲みやすいと思います。かなり好きな味です。

  • 多くの人がわくわくしながら見ている餅つきの様子目玉イベントの餅つき。このあとはおしるこの無料振る舞いは数量限定なので餅つき時間は要確認!

『出羽の冨士』はお昼頃までに行くべき!

『出羽の富士』で有名な株式会社佐藤酒造店は、『天寿』から歩いて数分のところにあります。酒蔵見学と試飲、お土産とちょっとした食べ物の販売をしています。『出羽の富士』は受け付けは特にありません。
着いたら試飲カップをもらい、蔵の中を見学して回ります。蔵人さんに案内を頼めば解説をしてくれるようです。蔵の入り口入ったところにひな人形が飾ってあるのでぜひ見てみてください。由利本荘市は3月に由利本荘には街道、町中ひなめぐりというイベントもやるくらい、ひな人形が有名です。

  • 出羽の富士を作っている佐藤酒造店とその前の坂道から見える雪化粧が施された山々。出羽の富士を作っている佐藤酒造。目の前の坂道から見える雪化粧が施された山々の景観も良い!
  • 佐藤酒造の入り口すぐ、座敷に飾られたお雛様。佐藤酒造の入り口を入るとすぐにある座敷にお雛様が飾ってある。本荘、矢島の地域はお雛様が有名なので、ぜひ見学を!

しぼりたてのお酒をひしゃくから直接注いでくれる様子『出羽の富士』は見学ツアーのような案内はないので、自分のペースでゆっくり見学できます。案内人がいないといっても、生絞りを出すところではひしゃくから豪快に次いで試飲をさせてくれます。購入する場合、便にもその場で詰めてくれました。

出口の方にある試飲と飲食スペースの様子見学の最後、出口の方にお土産や食べ物の販売コーナーがあります。普通のお酒はここで試飲できます。そして、私的『出羽の富士』の目玉が鮭の粕汁です!出羽の富士の酒粕を使った鍋で、野菜や鮭が入っていて寒い蔵の中でも温まります。確か鮭の粕汁が300円、玉こんは100円くらいだったと思います。安い!ベンチが設置された飲食スペースがあるので、鮭の粕汁と玉こんを買って、椅子に座って試飲小お酒をちびちびといかがでしょう。お酒も酒粕も販売すぐ目の前で販売しているので気に入ったらお土産にぜひ!

酒粕は『天寿』でも売っていますが、『出羽の富士』の方が安いのでお得です。私は必ず酒粕を買って帰ります。家で鍋をして、すぐに食べない分は冷凍しておけばOK!冷凍しておけばけっこう長い期間持つそうです。酒粕で甘酒を作ることもできますね。『出羽の富士』の甘酒は酒粕で作ったものです。ほとんど粒感のないとろっとした酒臭い甘酒なので、苦手な人は試飲は遠慮した方がいいかもしれません。粕汁はそれほど酒臭くないと思います。
この鮭の粕汁や玉こん、お土産などは早いもので昼過ぎにはなくなっているかもしれませんので要注意!
お酒以外でもお土産として、子饅頭やその他地域のお菓子も売っています。虎の子饅頭は矢島名物の和菓子で、黒糖やカラメルで茶色く色づけされた生地に白の雷のようなしま模様が入っている虎の毛皮のような見た目です。中はこしあんが入った饅頭で、おいしいですよ!

15:00頃にはもう終わり!?早めに着いて楽しもう

『天寿』の開催時間が10:00~16:00(最終受け付け15:00)ですが、早くいかなければ、その日限りの朝絞った限定酒や甘酒は早いうちになくなってしまいます!昼頃にはゲットしておければ大丈夫だと思います。
『出羽の富士』は天寿より早めに終わるようですので要注意!特に、鮭の粕汁などの物販は昼過ぎには売り切れて食べられない可能性が高いので早めに行った方がいいでしょう。

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