角館でおすすめのそば屋手打そば『野の花庵』の冷たい肉そばと野菜天

冷たい肉そばと野菜天

角館と言えば

武家屋敷の景観の中を人力車が走る様子角館は秋田県の中でもトップクラスの観光地で、角館はみちのくの小京都と呼ばれ、武家屋敷や桧内川の桜が有名です。武家屋敷周辺でランチをしようと思えば、たくさんのお店があります。秋田名物の稲庭うどんや比内地鶏の親子丼を出すお店も多いですが、角館に来たら地元産のそば粉を使ったそばを食べるのがおすすめです!
確かに、角館で食べる稲庭うどんや親子丼もおいしいですが、秋田県民としては稲庭うどんは湯沢、比内地鶏は大館というイメージがあります。県外から秋田に来た場合、稲庭うどんや比内地鶏に惹かれると思いますが、せっかく来たので地元のものを食べてほしいと思います。ぜひそばの気分で角館を訪れてみてください。笑

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角館のそば

角館のある仙北市はそばの生産量が多く、観光面でも盛り上げています。今年もそばの郷仙北市として『新そばフェスタ2017』が開催され、そばの食べ歩きスタンプラリーもあります。仙北市の蕎麦屋を訪れた際はぜひスタンプを押してもらうのをお忘れなく!

角館の蕎麦屋のおすすめは『野の花庵』

野の花庵の外観角館には蕎麦屋が数件あります。食べログでは『そば切り長助』や『角館そば』が上位に来ますが、私の一番のおすすめは手打そば『野の花庵』です。大きい木のテーブル席と座敷席があり、木のぬくもりあふれるお店です。
★営業時間11:00~14:00(蕎麦がなくなり次第終了)、月火定休、確か24席、駐車場10台ほどあり。

だしがうまい冷たい肉そばとサクサクの自家製野菜や山菜の天ぷら

冷たい肉そばと野菜天山形で修行してきたらしく、そばは山形風らしいです。★そういえば、そばについての話はあまりしたことがないような…蕎麦は、好みの細さと固さです。メニューは基本、せいろ、肉そば、ぶっかけ、野菜天、海老天です。私はいつも冷たい肉そば730円(税別)に野菜天290円(税別)を頼みます。夏は冷房がないので冷たいのが最高です!多少寒くても冷たいのを頼みますが、温かい肉そばはだしのが味が引き立つとか。冷たいのは面が引き立つ感じででしょうか。とにかくだしもおいしいのでほとんど飲み干します。
野菜天は単品で290円(税別)とお得感あります。自家製の野菜や山菜など、季節の食材を使っているので、毎回楽しみで、必ずつけます。絶対つけるのがおすすめです!ズッキーニやナス、空心菜、行者ニンニクなど、どれもサクッと揚がっていておいしいです。
見た目はそれほど量が多くないかなと思うのですが、天ぷらもあるので食べ終えるとちょうどよい満足感があります。男性は大盛りを頼む人が多いです。 ちなみに、水とポットに入ったそば湯はセルフサービスです。

期間限定の赤そばが食べられる

赤そばのせいろ手打そば『野の花庵』では珍しい赤そばが食べられます。赤そばとは、1987年に標高3800mのヒマラヤから赤い花が咲くそばを日本に持ち帰り、品種改良を行って作ったそばから作られたものです。真紅の花が咲くそのそばは高嶺ルビー名づけられました。そば粉は普通の白いそばの花と同じように白いらしく、甘みがありのど越しの良いそばになるそうです。食べ比べのせいろもあるのでぜひ試してみてください!本当に甘みがあるなと感じられると思います。
作付けしているところが少なく、なかなか食べることができない貴重なそばです。『野の花庵』では2017年は10/1から始まり12/10頃までやっています。ちなみに、赤そば野菜天せいは1,170円でした。

お店の場所とおすすめの来店時間

『野の花庵』はとても人気店で、平日は近くの会社の人やご近所などの常連さんがランチに、土日祝日は観光客でにぎわいます。特に土日祝日は外で並んで待つ人もけっこういます。角館駅の裏側にあり、歩いていくと20分ほどかかると思いますが、いつも人がいっぱいです。
駐車場は店の前と横に10台ほどとめられますが、満員になっていることもあるほど!営業時間は11:00~14:00でそばがなくなり次第終了で、12:00前くらいから13:00過ぎまでひっきりなしにお客さんが来ている感じでした。
そこで、入ってすぐに食べられる時間が口開けです。開店直後の11:00~11:30頃までであれば並ばなくともすぐに席につけると思います。その後、だんだん人が入ってくるので、相席になりますが、このお店では相席は普通なのでそれほど気にしなくともいいかと思います。テーブル席は木の1つの大きいテーブルで8人掛けなので、2人組だと横並びで座り、座敷の大きいテーブルは向かい合ったり隣になったりのようです。

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通いたくなるお店手打そば『野の花庵』

一番のおすすめは~と自信を持って『野の花庵』を勧めていますが、実は他のお店はあまり行ったことがありません笑。他のお店を知らないで堂々とおすすめをしているのは、『野の花庵』が一度行ったらまた行きたくなる良い店だったからです。他の蕎麦屋に行きたい気持ちはあるのですが、たいてい誰かと一緒に行くので『野の花庵』に連れて行きたくなります。他の蕎麦屋も十分においしいだろうというのは予想がつくのですが、『野の花庵』はお店の人の人柄にも惹かれるのです。

手打そば『野の花庵』のお店の人

『野の花庵』は夫婦と土日はその娘さんとで営業している手打そば屋です。全員とても感じの良い方で、おそらく話し好き笑!いつも入店して注文を取るときやそばを出してくれる時、帰り際には何かしら話をしてくれて楽しいです。お客さんがひっきりなしに訪れてすごく忙しそうなのですが、笑顔で気さくに対応してくれます。どのお客さんにもそんな感じで気さくに話しかけてくれるので、お腹も心も満たされるお店です。

手打そば『野の花庵』との出会いエピソード

初めて行ったのは桜が終わりかけていた頃のことでした。これといった計画もせずとりあえず桜を見に行ってみようと友人と角館に行き、ネットで調べて『野の花庵』を見つけました。まだ角館を頻繁に訪れなかった頃なので、あまり角館に詳しくない時です。
ネットで見つけたのは14時頃だったのですが、電話をしてみてまだ大丈夫とのことだったので14時閉店のところ滑り込みで入れてもらいました。入れてもらったと言っても、並べたということです。お店に着くとお店の前で数組のお客さんが待っていて、私たちも少し待ちました。とりあえず食べるところが見つかってよかったなあくらいで順番を待ちました。
順番が来て天ぷらがついたそばを注文したのですが、天ぷらをお客さんごとに何の天ぷらか説明してくれました。帰るときにお店の人と少し会話をしたのですが、すごく感じの良い方で、また来たいと思わされました。その後、しばらくしてまた訪れた時もなんと私のことを覚えてくれていてまた会話が弾み、今後もこのお店に来ようと思うようになりました。もちろん、そばも天ぷらもおいしく、季節によって天ぷらは変わるので何度行っても飽きません。

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